龍河洞は、当時の南海中学校の山内浩・松井正実、二人の中学教諭により昭和6年に全洞が発見され、昭和9年、国の天然記念物と史蹟の二重指定を受けています。
東本洞、中央洞、西本洞の三つの本洞とたくさんの支洞から出来ており総延長4kmにもおよび、その内東本洞1kmを観光コースとして一般公開しています。
その観光コースが2019年7月6日より新しく生まれ変わりました。
従来の観覧型観光施設から、鍾乳洞を基盤としたココでしか味わえない冒険体験を通じた感動を提供する体験型観光施設へと昇華しました。
この体験型観光施設を具現化するにあたり、光や音の演出、鍾乳洞として国内初の大型プロジェクションマッピングを常設することで、鍾乳洞自体が異世界のような幻想的で神秘的な世界に生まれ変わりました。
天然史跡としての変わらない魅力を活かしつつ、新たな演出方法を掛け合わした「龍河洞」。
時空を超えた異世界の冒険と、ココロの奥深くを揺さぶる感動体験を是非、龍河洞でご堪能下さい。
■龍河洞の探索
・観光コース
果てしなく続く、無形・無限世界への冒険、「The Exploring」。全長1kmの観光コース。
・冒険コース
ナビゲーターと共に、ヘルメットとヘッドランプをつけて進む冒険コース。
※要予約。詳細は龍河洞公式WEBサイトにてご確認下さい。
・龍河洞ナイト
期間限定で開催する夜の龍河洞探索。ハンドライト片手に、研ぎ澄まされた五感をフルに使い真闇を体感。
※不定期で開催。詳細は龍河洞公式WEBサイトにてご確認下さい。
■その他
龍河洞の付帯施設として龍河洞博物館と珍鳥センターを無料で公開しています。
龍河洞博物館1階は龍河洞の由来、先住人の穴居生活模様や、鍾乳石のでき方などについて資料を展示し、2階には洞内から出た土器、鉱物、植物を展示しています。
珍鳥センターでは国の特別天然記念物尾長鶏を始め、東天紅、うずらちゃぼ、軍鶏、地鶏等多くの珍しい鶏を飼育、展示しています。